「小沢新年会」お酌の列 「田中角栄のときと同じ」

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テレビウォッチ>2010年、新年最初の「スパモニ」は、民主党の今後を占うお話2題。まずは、小沢幹事長をめぐる権力の行方だ。

   元旦に開かれた2年ぶりとなる小沢邸での新年会には、菅副総理、原口総務相ら衆参の166人が集まった。民主党国会議員の4割。あまりの数に、新人の部、ベテランの部と2回に分けるほどだった。

   小沢幹事長は、新人の部で「参院で過半数になっていないので、自分たちで法案を通すためにも」とさっそく参院選へのはっぱ。

赤江珠緒が、「集まりましたね」
三反園訓も「すごかった。権力があるところに人が集まるとあらためて思った」
鳥越俊太郎が「田中角栄のときとおんなじだね」
三反園「小沢さんにお酌するのも行列でね。今年も小沢さんから目がはなせない」と、今年の政権運営を占った。

   軸は7月の参院選だ。小沢幹事長はこれを鳩山総理で戦いたいと思ってる。自民党の谷垣総裁のままがいい。民主が変えると、自民も変える可能性があると。

   鳥越「谷垣さんは組しやすいと?」「そうです」

   通常国会では当然、献金問題や景気、基地問題で激しくやられるが、問題は3月の予算のときの内閣支持率。40%を切ったら「黄信号」だが、まだ大丈夫。むしろ政党支持率が自民と同じ水準になったら、赤信号で、顔を変えるしかない。

   そこで「次はだれ?」

   まずは菅副総理。三反園は「しかし小沢さんの支持がないとなれない。菅さんは静かにしているでしょう。鳩山さんと同じことをやったら、一緒に沈む。そこで距離を置いている。そこで、菅さんになると、つぎに小沢さんの目がでてくる。岡田さんになったら、その目はなくなるから、ここは菅さん」

   で、小沢さんの目がなくなったときはどうなるか。「小沢さんが1番かわいがっているのが原口さん。この場合は田中角栄式に院政になる」

小木逸平「だれがどうなっても、全部小沢さんが関わる」
赤江「選挙の都度コロコロかわるというのは、有権者はアレッと……」
三反園「それでも変えた方がいいという人がいれば、1回なら許してくれるということ」

   そして勝つための節目が5月の基地問題。県外、九州、公共事業と高速道路とセットで「佐賀?」という観測がある。これができれば、マニフェストも守ることができ、「自民ができなかったことをやった」といえる。そして、6月に「子ども手当」を出して、7月選挙――とこれが小沢戦略だと。

   鳥越「勝っても3党連立は解消しない?」

   三反園は「解消したら、国民はどう思います? それに不一致があった方が、批判をかわしやすい」だと。

   フーン、小沢幹事長がいかに政局の人とはいえ、記者の方まで浸かりすぎじゃないの?

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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