女優の北川景子が上京してから初めて、「伝えたいのに伝えられないままだった」家族への想いを告白した。
2010年1月に放送を予定しているTBS系ドラマ「筆談ホステス」の撮影を終えてみて、「この作品はどうしても自分の家族に見てもらいたい」と感じたという。
「筆談ホステス」では、北川演じる主人公・斉藤里恵とその家族の絆を描いているシーンが多く、斉藤の両親や兄に対する感謝の気持ちを痛感した北川。いつしか自分の家族への想いと重なっていった。
とても厳格で教育熱心な父の厳しさを「幼さ故、恨めしく感じた事」、心から愛し育ててくれた母に対して「産まれてこなければ良かったと口走り傷つけたこと」、天真爛漫で皆の人気者だった弟と自分を比べ「卑屈な気持ちになった事」。いくつもの後悔が北川の胸を締めつける。
「お父さん、お母さん、あなたたちの娘で私は良かったです。2人の間に産まれてくる事ができて感謝しています」
「私の可愛い弟、あなたがいてくれて私は幸せです」
上京してから6年目を迎える北川。09年12月25日のブログにこんな想いを綴った。<テレビウォッチ>