<テレビウォッチ>母親から12億円の資金提供を受けた件で、鳩山首相はおよそ6億円の贈与税を支払ったらしい。番組は「速やかに納めて少しでも国民の理解を広めたい考えと見られている」(ナレーション)という。
が、街を行く人たちからは「納めればいいというもんじゃない」との声が多いようだ。野党側も「6億円の贈与税を後から納付すれば、通常でいえば何らかの形で立件に結びつく」(谷垣自民党総裁)と、追及する構え。
テリー伊藤は首相を厳しく批判する。「この年になって母親からこういう形でお金を貰っているということは、相変わらず親離れが出来ないということ」と指摘。その上で、「このところの発言を聞いていても、どうもハッキリしない。国会議員はだれでも総理大臣になりたい。総理になったら、良い悪いは別として、大阪の橋下さんみたいにハッキリものを言わないと。ものを言った段階で国民がジャッジするんならいいけど、何にも言わない、グズグズしているだけではダメ。ここでしっかりしないと、ほかのことも国民は聞く耳を持たなくなる」と叱る。
加藤浩次が「税収が減った、国債発行すると言ってもピンとこない。払ってないじゃん、と言いたくなる」と話すと、「総理にならなければチャラになったかもしれない」とテリー。総理だから問題化したという意味か。
勝谷誠彦は「逆に総理にならなければ逮捕されていたかもしれない。検察といえども政治的影響を考える。総理大臣になったことで逃げたのかと歴史的には言われかねない」と指摘する。
『おぼっちゃま総理』は茨の道を歩き続けられるだろうか。