勝間和代「目真っ赤に」泣かした 文春インタビューの質問とは

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「新」失楽園騒動

   新潮にはあと2本のスキャンダルが載っている。「略奪婚『畑恵』が嗅ぎ取った『船田元前代議士』不実の胸騒ぎ」と「『世界のセイコー』を狂わせた『寅』の威を借る女帝パワー」。

   船田のほうは、畑が旧知の弁護士に、夫船田の「不実」についての相談をしに行ったというもの。妻を棄てて、畑に走った船田は、地元の女性票を大量に失い、落選中だが、これでは政界復帰の望みも叶いそうにないようだ。

   セイコーのほうは、「セイコーホールディングス」名誉会長で「和光」代表取締役会長兼社長の服部禮次郎氏88才と、セイコーグループの役員などをしている女帝との「艶聞」疑惑である。

   こうした話が出てくるのも、「セイコー」が、09年3月期の売上高が前期から約400億円も減少し、約58億円もの赤字に転落してしまったからだろう。

   こうした話は、社内の権力争いから飛び出してくることが多い。大セイコー創業者の孫・禮次郎氏に飛び出した醜聞の行方は、お家騒動へと繋がるのだろうか。

   文春は、一人勝ちといわれる「ユニクロ帝国」の「独裁者」柳井正会長兼社長に噛みついている。

   ユニクロ・デフレとまでいわれる昨今、生産のすべてを人件費の安いアジアの工場に発注し、自社工場はなく、グループ全体で3万人を超す従業員のうち、正社員は1割強の「大企業」への批判は高まっている。

   記事を読む限り、部下に苛烈にあたり、後継者を育てないという「欠点」はあるものの、致命的な誤りは、いまのところないようだ。

   超優良企業のトップの余裕からか、柳井氏はインタビューで「ユニクロ型デフレ」批判にこう答えている。

「グローバル化は現実なんです。日本だけが避けて通ることはできない。避けるには閉じるしかない。でもそれでは成長はできません。(中略)日本は少子化が進み、物質的に豊になったことで満足しているんです。他の国の給料が上がって、日本だけ安定というのは、僕は衰退だと思うんですよ。日本人は安心だとか安定ばかり求めて、本来、持っていた志がなくなった」
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