英会話講師殺し容疑者 黙秘やめた理由

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テレビウォッチ>イギリス人英会話講師の女性(当時22)を殺害したとして昨日(12月23日)殺人と強姦致死の罪で起訴された男(30)は、黙秘から一転、供述を始めたという。番組によると、男は弁護士に、黙秘の方が罪が軽くなるのか尋ねたそうだ。したたかさを感じさせる。

   「女性に性的暴行をした後、部屋でしばらく会話をしたり、パソコンでキング牧師の声を聞いたりした……明け方になって騒がれたので口をふさいだり首を絞めたりしたら動かなくなった。人工呼吸をした。殺すつもりはなかった」と、男は言っているという。

   一方、「遺体には両手首を縛られ、顔などには殴られた跡があった」と番組は伝える。

   電話取材に答えた若狭勝(弁護士、元東京地検公安部長)とコメンテーターの本村健太郎(弁護士)、そして番組の説明をまとめると――殺意の有無が裁判の大きな争点になる。有れば殺人罪で死刑も。無ければ傷害致死で懲役20年(最長)。さらに、強姦と殺害の間に時間があったかどうかがポイント。男が主張するように、時間の経過があれば、強姦罪で懲役20年(最長)、2つの行為が連続して行われていれば強姦致死となり無期懲役もある。

   テリー伊藤は、女性が縛られていた点に注目、レイプ後、殺害されるまで拘束されていたことを想像し「恐ろしいことだ」と話す。

   これに対して本村が「かなりひどいことをやっている印象がある。長期間の逃亡とか、整形手術とか、縛ったとか。全部、マスコミ報道で出ている。が、実際の裁判では、法廷に出された証拠だけで裁判員の人が判断する。マスコミ報道にとらわれずに判断できるかどうか、難しい」と、弁護士らしい見解を示す。

   走ろうとするテリーを本村が止めようとしているやに見受けられた。

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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