<テレビウォッチ>今朝(12月24日)の2009年回顧企画は「心に残った名言・迷言」。恋愛・結婚に始まって悲しみまで、いくつかのカテゴリーからそれぞれ2つ3つ拾う。
<恋愛・結婚>で登場するのは、市川海老蔵、石田純一、川島なお美、磯野貴理だが、サプライズ度では20才以上年下の東尾理子を射止めた石田か。「人生のフェアウェイを2人で歩こう」「婚活は人生でいちばん大切な営業」というセリフを吐いた。
政権交代のあった<政界>で、番組が選んだのは橋下徹大阪府知事の「国は詐欺集団だ」「こんなボッタクリバーみたいな請求書で……」という怒り連発と、蓮舫参院議員の「世界1になる理由は何があるんでしょうか。2位ではダメなんでしょうか」。
コメンテーターの本村健太郎(弁護士)は、「国に効きますよ。言った方がいいよ」と、橋下の言を評価するが、これは弁護士仲間へのエールか。良かれ悪しかれ話題をさらったのは蓮舫だった。「事業仕分け」とともに記憶に刻まれるだろう。
<悲しみ>では、愛妻、南田洋子を見送った長門裕之の「この2、3年の楽しさは洋子の僕に対する最後のプレゼント」などが紹介された。
加藤浩次にまとめを求められたテリー伊藤は「あまり深く考えないで喋る方がいい。一途な人のことばが心を打つ。岩崎恭子さん(バルセロナ五輪200m平泳ぎ金メダリスト)の『今まで生きてきた中で、いちばん幸せです』がそうだった。努力してきたことがことばになる」と結んだ。
文
アレマ| 似顔絵 池田マコト