麻生前首相と経済キーワード 「ここで間違えちゃいかん」ミス

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テレビウォッチ>政権を奪取されて100日目が経過した自民党。番組が、このままではお先まっくらの映像を……

   自民党は今、首相経験者や党幹部を山間部や離島に派遣し、地域住民との対話を通して再生を目指そうという『草の根民主主義』を実践している。

   その一環として、麻生前首相が12月23日、久々に公の場に姿を現した。奈良県・十津川村。ところが講演で喋り出した麻生前首相が麻生節3連発を……

「この『なかつがわ』、『なかつがわ』に、いや……」
「サブプライムローンという話。あれは少なくとも『ルービン・ブラザーズ』というあのでかい世界最大の投資会社を……」
「最近は5人も(子供を)産むと『あんたも好きねぇ』みたいな話になる」

   一方、番組が流したVTRによると、その前日の22日には、自民党の舛添前厚労相が講演であからさまな自民党批判を。

「自民党支持率は上がりません……いっぺん捨てた男のところへは戻りませんよ。今、自分が総理大臣になって、こいつなら優秀という内閣を作る。まあ7割は民主党から選びますよ」

   奮起を促す意味もあるのかもしれないが、これに自民党組織運動本部長の石原伸晃議員が「そりゃ目立とうとしているだけだろう」と。

   これじゃ再生のメドが立つわけない。

   この後キャスターのみのが、麻生前首相の勘違いに「確かにこの方いました」と2人の名前を。

   1人は、クリントン政権の財務長官、ルービン・ロバート、もう1人は、1950年代に活躍したカントリー音楽の兄弟デュオ、ルービン・ブラザーズ。

   みのが「この方と間違えたんではないですかね~」にスタジオ爆笑。

   コメンテーターの金井辰樹(東京新聞政治部デスク)が「麻生さんは自分が総理になった時に、リーマンショックが起きた。1年間、1番心を砕いた人がここ間違えちゃいかんですね」と。

   『支持率急落』で心ここにあらずだったのかも……

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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