「国を憂う」エスパー伊東 鳩山政権にダメ出し

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   「高能力パフォーマー」のエスパー伊東がブログで、日本の将来を心配している。

   2009年12月22日のブログによると、エスパーはジャーナリスト・櫻井よしこが産経新聞に書いた「鳩山首相であり続ける意味なし」というコラムを読んだ。鳩山政権の対米外交を批判する内容で、エスパーもこれに影響されたのか「無防備日本を危惧する」というタイトルで持論を展開している。まず、

「普天間飛行場移設問題を先送りし、東アジア共同体構想に力を入れすぎているので日米の信頼関係が薄くなっている」

と指摘。日本が他国から攻撃を受けたとき、実際にアメリカが守ってくれるかは別としても「日米安保条約のおかげで一応安心感がある」と書いている。

   資源に乏しく、食料自給率も低い日本は「ハイテクノロジー」だけが頼りとしているが、その科学技術予算も事業仕分けでセーブされた。「予算の削減ばかりに気を配る消極的なやり方ではなく、科学技術開発に大きく予算をとうにゅうする積極的な作戦、成長戦略が必要だ」と力説する。

   鳩山政権の掲げる「東アジア共同体」については「ヨーロッパのEUみたいに簡単にまとまらないと思う」。日本がまとめ役になろうとしても、「中国から日本・台湾・韓国・北朝鮮・香港とか逆に併合されるおそれもある」と危惧している。

   また、「リーダーは迫力がないとだめ」だといい、最後に「一国の首相は自分の意見を明言できる人がいい。優柔不断でないほうがいい」と書いている。<テレビウォッチ>

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