<テレビウォッチ> 来2010年度の税制改正大綱がきょう(12月22日)閣議決定される。これに先立ち鳩山首相はきのう、焦点のガソリン税などの暫定税率廃止などで決断を下した。25 日にも民主党政権初となる来年度予算案が決まる運びだ。
鳩山首相は会見で、焦点の暫定税率は廃止するものの、別の仕組みで租税水準は維持するとする一方で、子ども手当には所得制限を設けないとした。
先に小沢幹事長が提出した党の要望では、「子ども手当に所得制限を設ける」としていたが、首相はあえてマニフェストを通した。しかし暫定税率は、党の要望通り「マニフェスト破り」。
首相はその理由を、「地球環境の問題と景気の問題、税収の極めて大きな落ち込みに対処しなければならない」と述べた。苦渋の決断だが、町の声は、暫定税率実質維持に厳しい。自民党からは「マニフェスト詐欺に近い」。
赤江珠緒が「ついに決断しました」
鳥越俊太郎は「苦渋の決断だったと思う。政権をとって初めて分かることがある。税収が40兆円を切ったうえに自民党の負の遺産である800兆円の借金がある。どこかで我慢しないといけない」
赤江は「財源不足4兆円のなかで暫定税率の2.5兆円は大きいですね」
三反園訓は、「暫定税率では小沢さんの要望通りに、子ども手当ではマニフェストを守った。子ども手当では、所得制限を設けると額によっては、節減より事務費の方が大きくなって手続きも面倒。また7月が参院選なので、6月までに配りたい。所得制限すると間に合わないおそれもあった」
若一光司は、「マニフェストを変えるについての説明が足らない。例の要望だって、決め方は自民党と同じ密室のなかだった」
大沢孝征は、「小沢さんがそう仕向けたのではないか。小沢さんの出したものを一部蹴るような形に」という。これはありうる。
三反園は。「鳩山さんも、ガソリンでせめて5円くらい下げたかった。が、小沢さんに怒られて飲んだらしい」
小木逸平が、「あらためて歳入を計算した結果「1.5兆円が不足」と。
三反園は「まだ埋蔵金もあるし、たばこ税もあるし」
喫煙者としては、たばこより先に埋蔵金を掘ってといいたいね。