文春・新潮が怒り心頭 天皇会見問題「切腹もの」

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女子アナとドラフト1位選手「チュー」写真

   小沢氏の介入について「全くない」といい放った平野官房長官には、「嘘ばっかりついていて不誠実な平野さんは一刻も早く官房長官をお辞めになったほうが政権のためには良いでしょう」(ジャーナリストの上杉隆氏・新潮)

   シメは福田和也氏のこの言葉だ。「総理でも閣僚でもない一党の幹事長というだけの人間が、皇室の営為に口を出し、ルールをねじ曲げたということは許されない。戦前だったら不敬、国賊と言われ、切腹して償わなければならないでしょう」(文春)

   天皇の体調が優れないこと知りながら、中国側のメンツを立てるために、天皇を利用したと批判されることを考えなかったのか。この小沢の軽率な行為が、民主党全体の命取りになるかもしれない。

   西松建設問題を含め、検察、メディアの小沢包囲網は確実に強まってきている。今月の文藝春秋で、20年に渡って小沢を取材してきた松田賢弥氏が、「小沢から藤井財務相に渡った15億円の怪」を追及しているが、カネの問題はもちろんのこと、これからは女性問題も出てくるのではないか。

   唯一の小沢援護派夕刊紙「日刊ゲンダイ」は、「生涯賃金8億円! 宮内庁長官ピンボケ金満人生」と見出しを打ち、内閣の方針を公然と批判しながら、カネ惜しさにポストにしがみついていると、羽毛田長官批判をやっているが、これこそピンボケだと思うが。

   サンデー毎日の「政経外科」で佐高信氏が、日刊ゲンダイが社民党や国民新党に対して、「泡沫政党のくせに政権与党の連立に入ってこの国の政治をねじ曲げている邪悪な政治勢力」と書いたことを批判している。「『泡沫政党』という言い方は、少数意見、もしくは少数異見を尊重するこれまでの『日刊ゲンダイ』とは正反対でしょう」。最近の日刊ゲンダイはどうしたのかと憂えている人は、多くいるはずだ。

   今週の必見グラビアは、女性セブンの「下平さやかアナ(36)超先物愛 懲りないチュー車場?」。タイトルもいいね! 恋多きテレビ朝日の下平アナが、今年のドラフトで巨人に1位指名された長野久義選手(25)と、クルマの中でブチューとキスしているシーンが、正面からばっちり撮られているのだ。

   皮肉にも、山本モナとのラブホ愛をフライデーされ、巨人を放出された二岡と同じ背番号7を、長野は付けるのだそうだ。


元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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