<テレビウォッチ>このところ、番組ではすっかり鳴りを潜めていた「野生」カンガルー騒動。司会の小倉智昭も「あれはどうなった」と気にしていたが、「我々はあきらめたわけではない」と番組ナレーション。ふたたび、ウワサの現場である宮城県大崎市に定点カメラを設置したのである。すると――今回も何も映っていなかったという。
一方で、番組がオーストラリア国立大学に問い合わせたところ、これまでの定説とは裏腹に、カンガルーは寒冷地帯でも「生存は可能」。さらにアカクビワラビーなる種になると、摂氏-20度の山岳地帯に生息しているそうな。「じゃあ、ワラビーの可能性が高くなったということですか」と中野美奈子アナ。
しかしワラビーは日本にもともと生息している動物だとオグラは主張する。「埼玉県にワラビー(蕨)市がありますから」(※これはジョークです)と言うと、スタジオにはけだるい追従笑いがひとしきり発生。
番組はすでに「謎の」動物のフンを採取しているが、大学に依頼した成分分析の結果が出るのは年明けになるという。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト