<テレビウォッチ>結局、資産家・鳩山家の相続税対策だったのか??
鳩山首相の政治資金収支報告書を巡る偽装献金問題の続報。キャスターのみのが、日経新聞朝刊(12月15日付)が報じた『首相の姉にも資金』の記事を指差して「これ、お姉さんにも!」と、取り上げた。
記事によると、首相の実母が、首相や弟の鳩山邦夫・元総務相の他に、首相の姉にも資金提供していたことが分かったという。
首相と弟には、それぞれ2004年から08年の間に約9億円が提供されているが、姉にいくら提供されたかは不明。
政治家ではない姉へも資金提供があったことから、相続税対策のための資金提供だった可能性があると記事は指摘している。
そこでみのは……
「お母さんが沢山持っている財産を何とか子供たちに分散して相続税を……なんてウラがあるんじゃないの?日本の相続税は3代続かないように設定されているハズなのに、(鳩山)御殿がそのまま残っていたりしたら非常におかしな話になる」
TBS解説室長の杉尾秀哉も「みんな大変な思いをして相続税を納めている。家・屋敷を処分して払っている人もいる。総理の家族がもしそんなことなら、納得いかないと怒りますよ」と。
実母は14日、首相に資金を提供したことについて、弁護士を通じて上申書を東京地検に提出している。資金の性格について詳しくは分からないが、「子供を支援しただけ」と説明しているようだ。
もし贈与税対策のための生前贈与なら、仮装隠ぺいで少なくとも重加算税は免れようがないのでは??