森進一が語る 故大原麗子との結婚と亀裂

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<テレビウォッチ>森進一(62)が、ラブソング10曲をいれたアルバム「ラブ・ミュージック」を出した。尾崎豊の「I LOVE YOU」、テレサ・テンの「愛人」、福山雅治の「桜坂」などが森節になった。

   来2010年歌手生活45周年を迎える森を、鳥越俊太郎がインタビューした。

   今年8月亡くなった、元妻の大原麗子さん(享年62)の話から。

森「とにかくびっくりしましたね。思い出になっています」 「デビュー当時から知ってましたから。結婚する気はあったんだけど、彼女は仕事を、ボクは家庭をというズレがあった。だからもうやめようといった。先のことを考えれば、いつかは主役を譲らなきゃいけない。それを考えて努力してくれるなら、結婚できるかもと話したんです。そしたら彼女が次の日に『努力する』といってくれたんです」

   1980年6月結婚。しかし、2人とも仕事が絶頂にあった。「生涯女優でありたい」という大原。「約束を破っているよ」となった。

「ロスに行っていて、お土産を買って帰るよと電話したら、『いらない』という」「ボクが会見で、『家庭ができなかった』と言っちゃったんで、その反動で『男が2人いた』と」「子どものときから母子家庭だったから、まず家庭だった」

   鳥越「皮肉だよね。それほど家庭を欲しがったあなたが、いま満足に家庭ができてないということが」

   森「普通は好きになって家庭を考えるんでしょうけど、まず家庭、人を好きになる順番が違っていたような気がする」

   そしていま。「楽しさばかりだったのが、苦しさもあって、いまのこの時期がいいかなと思ってる」

   鳥越「ひとりでいるの?」「はい」「食事は?」「自分でやる。お手のもんです」「買い物は?」「行きます」「え?行くの?」

   が、最近の報道に衝撃を受けた。「30代の女性が、孤独な人たちに結婚詐欺みたいなのがありましたね。ああいう気持ちよくわかりますね。寂しいところをくすぐってね。ドキッとしました」(笑い)

   鳥越「再婚という話はもうないわね。否定しちゃいけないけど」

   森「そういう話があったら、相談しますよ」(笑い)

   ちょっと珍しい雰囲気のインタビューだった。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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