<テレビウォッチ>冒頭、扱われた話題の見出しは「小泉進次郎議員(28)の地元ツアーに応募者殺到」。神奈川県の海上自衛隊横須賀基地へ「みんなで行こうZEツアー」(自民党谷垣禎一総裁のセリフのもじりか)なる企画で、50人の募集に5200人の応募があったそうだ。
参加者の殆どは女性と連れの子どもらしく「アイドル並みの人気」(ナレーション)。議員への感想は「とてもきさくな方で優しくてカッコよかった」「お兄ちゃんみたい」「誠実で、謙虚でいつも腰が低くて清々しい感じがした」と、好反応ばかり。参加費は不明。
政治評論家の有馬晴海は「小泉元首相の息子という看板があって、父親似の精悍な顔つきとハッキリした物言い。そういうことも含めて自民党は小泉頼みというところもある。1年生議員に頼らざるを得ない自民党は、ある意味、情けない」と話す。
テリー伊藤は「2世議員に反対の意見があるのも考えなければいけない。進次郎議員が、普天間、中国、北朝鮮の問題に関して、政治家としてどういう意見をもっているか知りたい。若いだけに世間にもまれていない。世間にもまれて大きくなってほしい、自民党のエースだから」とコメント。
勝谷誠彦は「自民党は終わっているね。選挙民をバカにしているとしか思えない」と切り捨てる。
ツアーに同行した西村綾子リポーターによると、次回は「小池百合子元防衛大臣と豊島区を巡るツアー」が予定されているという。今度はおじさまたちがターゲットなのか。果たして何人の応募があるのだろう。
文
アレマ| 似顔絵 池田マコト