<テレビウォッチ>今2009年の世相を漢字4文字で表し振り返る『創作四字熟語』に入選した50作品が大手生保から発表された。
今年で20回目という創作熟語に寄せられた作品は6085点。番組が入選した中から選んだ力作は…
●今年3月から始まった休日の千円高速。渋滞で車の列が長々と続いて、『千車万列』(千差万別)。
●新型インフルエンザに翻弄された今年後半、街ではやたらとマスク姿が目立って、『顔面総白』(顔面蒼白)。
●消費の落ち込みで歯止めのかからない不景気。値下げ競争から1000円を切るジーパンも、『G販沈価』(地盤沈下)。
●大きく変わったのは政治の世界。国民の1票が歴史的大変化をもたらした。で、『一票両断』(一刀両断)。
●では、この大変化で政治は、社会はよくなっていくのかで、『政権好待』(政権交代)。
「ウーン、これもうまいですねですね」と、さらにキャスターのみのが選んだのが次の作品。
●史上最年少の賞金王に輝いたプロゴルファーの石川遼。戦いを一目見ようと『一目遼戦』(一目瞭然)。
みのが「難しいのもありました。説明されやっと分かり、なるほどと思いましたね」が……。
●人類最速男のボルト選手が世界新記録を樹立した『電圧速帝』(電圧測定)。
最後に、力作を紹介した蓮見孝之アナが「私も考えてみたんですけど……」と言って披露したのが、今年の不景気を「一日千秋」に掛けて『切実減収』。これに、みのが「後で役員室に来なさい」。
かくて先生も走る師走。『ジャパンカップ』で鞭に打たれ激走のすえ鼻血を出したウオッカよろしく、正月のもち代確保に『肢苦破躯』。