ウッズ、愛人も18ホール?
あのゴルフ界の帝王タイガーに、泥沼のセックススキャンダル発覚で、世界中を巻き込んだ報道合戦が繰り広げられている。
愛人と目される女性が現時点だけで9人だが、米紙には、「バック9」に入るとも報道されることから、まだまだ出てくるようだ。「キミを疲れさせちゃうゾ。最後に寝たのはいつだったっけ?」「何か淫らな写真を送ってよ。バスルームで裸の写真を撮るとかさ」(文春)というメールが公開されたり、「妻から電話があるかもしれないから留守番電話の音声案内を変えてくれ」という愛人への留守番電話メッセージが流されたりするなど、騒ぎはエスカレートするばかりだ。
5人目の愛人は、「情事の後は泥人形のようにくたくたになるほど荒っぽいセックスだった。彼の性欲は10点満点で12点」「彼は黒いレースがついた赤いパンティが好き」と英国紙に語っている(文春)。
嫁姑問題も明るみに出て、クリントン大統領のセックススキャンダルの時のように、夫婦そろってテレビに出演し、にこやかに夫婦円満を偽装することも適わないようだ。
「11月にタイガーは豪州の試合に『第1の愛人』レイチェルさんを連れていったのですが、なんと、母親もこれに同行していた」(文春)。これまでも、ゴルフのプレー中に、汚い言葉で悪態をついたり、イライラしてクラブを叩きつけたりするシーンはあったが、メディアは、そのマナーの悪さを書こうとはしなかった。今度は19番ホールでの醜態だが、このスキャンダルを乗り越えて、グリーン上でタイガーの復活はあるのか。
ゴルフは非常に心理的なものが左右するメンタルなスポーツである。オーガスタやセント・アンドリュースなどの難コースを攻略するより、もっと難しいと見るが、フツーの男としては、タイガー頑張れと、陰ながら小声で声援を送りたい心境ではあるのだが。