「ケータイ覗き」不幸への近道か ウッズと磯野貴理に学ぶ

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テレビウォッチ>磯野貴理は、夫の携帯メールを覗いたことが離婚の決定的理由だといい、タイガー・ウッズの不倫騒動も、引きがねは夫の携帯電話を妻が見たことだといわれる。そこで番組は、携帯覗き見体験をファックス募集、送られてきたいくつかを紹介する。

   典型的なケース――27才のとき、同じ年の男と結婚。ところが新婚1か月にして夫は、「オレはきっと浮気しちゃうからお前も浮気していいからな」と言いだす。気になった妻が夫の携帯を見ると「妻がいる身でありながらあなたが好きになりました。一度、ベッドのお相手をお願いしたい」という文面を発見する。ほかにも猛烈アタックを掛けるメールがあふれていた。問い質すと夫に逆切れされ、暴力まで振るわれ、結局1年で離婚――

   どれもこれも離婚トラブルを招くような内容で、島田紳助が磯野貴理にした「夫の携帯の中に妻の幸せは何も入っていない」というセリフが改めて思い起こされる。

   番組も、恋愛セラピストとやらの助言を掲げる。(1)覗き見して何かなくても罪悪感が残る(2)何か発見しても相手に伝えられないと新たなストレスを抱える(3)我慢できずに相手に伝えた場合、相手に決定的な不信感を与える――いずれにしてもリスクを背負うことになりそうだ。

   加藤浩次は「見ると決意したら見たほうがいい。何もなければ安心できるし。でも、フワフワっとした気持ちで見てしまうと、見ちゃった私はそういう人間なんだ、という罪悪感にかられるから見ないほうがいい」と語る。

   離婚したかったら覗き見すればいいのではあるまいか。

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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