<テレビウォッチ>タイガー・ウッズ・スキャンダルが米国では大変な騒ぎになっているようだ。
11月27日に彼自身が起こした自動車事故が発端。夫婦喧嘩をして夜中に家を飛び出し、運転を誤って木に衝突、救急車で運ばれる。ケガは大したことなく、じきに退院したらしいが、喧嘩の原因が女性関係と伝えられ、騒動に火がつく。
当初、ウッズは「事実無根」と浮気を否定したが、各メディアが相手と目される女性を次々、暴き立てる事態に。うち1人は、ウッズから掛けられたと思しき口裏合わせを依頼する留守電を公表した。
ことここに至ってウッズは「私は自分の価値観と家族が私に求める行動に背きました。よき夫と父親になれるように努力します」と、事実上、不倫を認める声明を出した。
八代英輝(国際弁護士)が言うように「家族思いでクリーンなイメージ、父親の象徴」と見られていた人物だけに衝撃的だ。
だが、テリー伊藤はありきたりの感想を口にしない。「なんで反省文を書いてんのかね。バカなふりしていなきゃダメ。まともなことを言っちゃダメ」と、ウッズの態度にダメを出す。
阿部祐二(リポーター)が「ゴルフで底知れぬところを発揮しているが、女性でも底知れぬものがあった」と冗談めかすと、さかもと未明(漫画家)が「どんなスポーツより女性が1番むずかしいの」と胸をそらした。
日本でいえば、全盛時代の王貞治がスキャンダルの渦中に身を晒したようなものか。スーパースターはいつ、どのような形で立ち直ってくるだろうか。
文
アレマ| 似顔絵 池田マコト