ラモス、ビーチサッカーの困窮嘆く 「どうやって日の丸の重さを…」

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   ビーチサッカー日本代表監督のラモス瑠偉が、2009年12月1日のブログで日本におけるビーチサッカーの厳しい現状を訴えている。

   2009年11月、ビーチサッカーのワールドカップ(W杯)がドバイで行われ、ラモス率いる日本代表はベスト8入りを果たした。ラモスも「選手たちは本当に凄かった」「とにかく素晴らしいチーム」だったと絶賛する。

   しかし、「今の日本はビーチサッカーだけで生きていくなんて夢のまた夢」とビーチサッカーを取り巻く国内の環境を嘆く。代表選手のメンバーでさえも「普段は必死にバイトで食いつないでいくのがやっとの生活」で、W杯で勝ち進み滞在期間が長くなったことで「帰ってきたら 職を失っていた」選手や、「残高不足で引き落としが出来なかった」者がいたことを耳にしたという。

   ラモスは、「そんな奴らが 日の丸を背負って 夢とプライドととんでもない根性と意地だけで あそこまで戦ってくれた」と感謝を示すが、「このままの環境で持続させていくのは正直難しい」という。「生計も満足にたてられない選手達」に対し、監督として

「どうやってこれ以上走らせるの?」
「どうやって日の丸の重さをしょわせるの?」

と葛藤する胸の内を明かす。最後にラモスは、「1人でも多くの人に見てもらって ビーチの楽しさを知ってもらいたい」とビーチサッカーにもっと注目するよう強く訴えていた。

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