お笑いコンビ・ドランクドラゴンの鈴木拓が2009年12月1日のブログで、親バカぶりを発揮、息子への思いを綴っている。
先日、鈴木の息子が通う幼稚園で七五三の行事が行われた。千歳アメを入れる袋を園児が作るという課題に、細かいことを気にしない性格という息子は、漢数字で「七五三」と書かなければならないところ、「五」を抜き、「七三」と書いた。
「五」という「メインになる自分の年齢」を書いていない袋を見た鈴木は、「5才を書かないことによって『息子が5才なんだ』ということが色濃く印象」づけられるとし、「なんとメッセージ性が強いんだ」と感動。
そこで、鈴木は「五という字は何で書かなかったの?」と尋ねてみた。すると息子は「あっ!忘れた!」。これでメッセージ性を押し出すためにあえて「五」を抜いたのではないことが判明した。
しかし、鈴木はこれにも「さすが」と絶賛する。「この業界で個性が無いと言われ早14年」を過ごした鈴木からしてみれば、息子の「絶対に必要な主役を忘れる」という行動は、「絶対に主役になれない僕」に対してのアンチテーゼを示しているように思えてきて、感心したようだ。
鈴木は、「大胆かつ勢い」があるこの息子に対し、「このまま個性を伸ばしてほしい」とし、「僕は息子を見習いたいと思います」と最後まで溺愛ぶりを見せつけ記事を締めくくっていた。<テレビウォッチ>