福祉に寄生する官僚 「事業仕分け」結果は実行されるか

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<テレビウォッチ>先週終わった概算要求の事業仕分けで、漢方薬が保険の対象外になるのか。

   「湿布薬、うがい薬、漢方薬は薬局で市販されているので、医師が処方する必要に乏しい」として見直しとされた。

   鳥越俊太郎がこれにかみついた、「10年来漢方薬のお世話になっている。ガンの手術もうけたし、漢方のおかげで健康を保っている。そういう人が沢山いる。これが保険外となったら、10割負担ですから、大変だ」

   実は民主党のマニフェストでは、「漢方薬を推進する」となっていたから、日本東洋医学会の寺沢捷年会長は、「約束違反だ」という。このためか、長妻厚労相も「ただちに切り離しにはならない。議論の必要がある」と、いささか苦しいコメントを出していた。

   しかし、事業仕分けそのものは高い評価を受けた。9日間で傍聴者がなんと2万人。最後の2日間は入場制限もあったほどだった。

   元鳥取県知事の片山善博は、「財団法人などの維持費が天下りの給料になっていたことや、科学技術や教育、福祉に寄生する官僚がいることが明らかになった」といったが、これがおそらく国民の声だろう。

   赤江珠緒が、「自民党の人がうらやましいと言ってましたね」

三反園訓は、「天下り法人に基金がたまっている実態とかもわかった。官僚の説明が下手だったので、聞いてみたら、彼らはカメラに弱いんですね。言質をとられるのが恐くて。予算は言えないことが多いので、カメラがなければ、もっとうまくしゃべれたと……」

   松尾貴史「静止画でやりますか」(笑い)

   仕分けはあくまで方針だ。これをどう予算に組んでいくかはこれから。「鳩山首相がこれをどう生かすか」(三反園)

   いままた、マニフェストも切るか、という流れも出ているようだ。これも含めて、話はますます面白くなる。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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