<テレビウォッチ>事業仕分けの意義には異議もあれど、ネタ涸れ期の朝ワイドにとって救いの主になってるのかもしれない。本日(11月26日)のメイン槍玉にあがったのは、大使館など在外公館にある84のプールや「3年海外赴任すれば家がたつ」と言われてるという職員のぶ厚い手当。
「なかなか手厚いなという印象ですけど……」と赤江珠緒キャスターが出演者に話を振る。本日のコメンテイター陣は、外交における見栄や社交には一定の理解を示しつつも、「ドンブリ感」(小木逸平アナ)のある支出に不満を述べるってな傾向であった。
やくみつるは「日本の国力を誇示するという部分もあるんでしょうが……」としつつ、「日本から見ても治外法権。伏魔殿の出先機関になっちゃってる」。
日本にある外国の大使館を訪れることがあるという東ちづるは「たしかに立派で、公邸も立派でプールもある」。それが当たり前だと思わされていたそうである。あるとき、プールは使うのかと聞くと、「使ったことがない。でも、あるもんなんだ」と言われたことがあった。「でも、こういった時代には(ムダは)いかがなものか」と眉をひそめていた。
文
ボンド柳生