<テレビウォッチ>バブルのころ全盛だった株主優待をやめる会社が増えているそうだ。小倉智昭が「飛行機に乗れたとか、ハムの会社はハム贈ったり、食事券くれたり、レコード会社は株主だけのコンサートとか」と、よき時代の例をあげた。
毎日新聞によると、1038社あったうち、プラスマイナスあって51社がとりやめ。理由は、46.5%が上場廃止、つまり吸収とか合併、39.5%が経営不振、14%が配当重視だった。
これで日産、ヤマハのサッカー観戦チケットも消えた。かつてはサッカー・チケットで株主が増えたのだそうだが、時代には勝てない。
「で、サッカーつながりで」と小倉の話はロンドンへ。プレミア・リーグのトットナムとアウェーで対戦したウィガンが9-1と大敗した。「サッカーの9対1というのは珍しい記録です」
すると負けたウィガンのキャプテンがサイトで、「われわれ情けない試合をした。アウェーに来てくれたサポーターに申しわけない。ファンにチケット代を返す」と発表した。2週間の間、専用ダイヤルで受け付けるそうだが、返金は選手たちが出すのだという。
中野美奈子が「サポーターから不満が出たんですかね」
小倉「そうじゃないでしょ。プロとして情けないから責任とろうよということでしょ」
と、笠井信輔は、「ベンチにいた選手とピッチにいた選手では負担が違うんでしょうね」(笑い)と相変わらず妙なことをいう。
中野までが「試合に出てないのにお金払うのはね」なんて。
しかし、スポーツマン小倉は「出られるのは優秀な選手。出られないのは能力が低いんだから、お金とられてもしょうがない」(笑い)
「ワールドカップ予選では、フランスが『神の手』でやっと予選を通った。相手にしてみれば、『金返せ』ですよね」
高木美保が「映画でも、面白くなかったら途中で出るときお金を返すってのがある。姿勢が謙虚になっているのか」
小倉「サプリのCMでも、効果がなかったら、というのがあった。あとで返すのがブームになるかも」
これもデフレの一種か。