イエメン邦人解放 アルカイダとの関連

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<テレビウォッチ> みのもんたの「よかった、速報です」の声とともにトップで取り上げられたのは、イエメンで拉致された日本人技術者、真下武男さん(63)が、きょう(11月24日)2時ごろ解放されたというニュースだった。

   犯人側は、収監されている身内と真下さんとの同時交換を主張したが、政府側が拒否して交渉は難航。仲介役に入った部族長グループが、「解放しなければ敵とみなす。政府側について強行策も検討している」と犯人側に迫ったところ、ようやく解放に応じたという。

   9日間にわたって拘束された真下さんは、報道陣から「1番やりたいことは?」と問われ、「かみさんに会いたい」と答えた。みのは「いいひと言です」と口にする。現地記者によると、地元部族の慣習に従ってゲストとして扱われたようで、「元気そう」(みの)ではある。

   みのが、犯人側が求めていた身内の釈放はどうなったかと尋ねると、現地記者は「釈放されたという情報は入っていない」とし、政府は、この身内をアルカイダに関与していると認識しており、釈放の有無を明らかにすると、今後、悪影響を与える恐れがあると言う。

   杉尾秀哉(TBS解説、専門記者室長)は「イエメンやソマリアあたりはアルカイダが勢力を伸ばしている。日本人が活動するにしても相当、制限される」と予測する。

   真下さんは、JICAのプロジェクトである学校建設に携わっていたという。ODAは、事業仕分けの対象にもされるらしいし、前途多難のようだ。

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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