エレベーター強姦を防げ! 機械が自動で…

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テレビウォッチ>犯罪防止や犯罪捜査の主役のひとつになってきた防犯カメラ。単に撮影だけに止まらず、「新たな機能が付加され進化を遂げています」と番組が取り上げた。

   そのひとつ「あばれ検知機能」。開発した日立ビルシステム・ソリューションによると……

   エレベーター内の「正常」状態のデータを記憶させ、「正常」とかけ離れた「異常」状態を瞬時に解析。最寄り階に自動停車し扉を開いてブザーが鳴りつづけるという機能だ。

   で、番組スタッフが実際にエレベーターで実験を。

   エレベーターに女性が乗り込んだ後からフードをかぶった男性が入ってきて女性の後ろに。エレベーターが動きだすと、男性が出刃包丁を出し女性に襲いかかった。

   女性が激しく抵抗すると、女性の声で「エレベーターが止まります」のアナウンスが聞こえエレベーターは停止。開いた扉から女性は駆け足で逃げることができた。

   既に、マンションなどに300台ほどが設置されているという。ただ、問題はどこまでを「異常」を認識できるか。

   カメラから見えないところでナイフを突きつけても「異常」を検知できるのか。「静かにしろ、カネを出せ」といった音声をキャッチし「異常」を判断できるのか、番組ではいまひとつ疑問が残った。

   他に、人が乗り込んだのに降りた形跡がないと、約30秒間であらかじめ設定されてあった管理室などの階で停まり警報を鳴らしてくれる機能もあり、病院などで普及しそうだ。

   一方『JNC』 という会社が開発したのは『盗難検知カメラ』。テーブルに置いたある封筒を動かすと「異常」を検知し、その画像がセキュリティー会社を通じて利用者の携帯電話に転送され知らせてくれる。

   封筒にあらかじめマーキングしておき、封筒が動かされると反応する仕組みという。

   スタジオでは、テリー伊藤が「初めて見た。これは面白いですね~。予算がどのくらいなのかな」と興味深々、進化ぶりに驚きの声を。

   モデルの冨田リカも「女性はエレベーターの密室って怖いんですよね。どんどん設置されるといいんですけど~」と。

   プライバシー云々よりも……いやな社会だが、やはり身の安全が第一。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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