対米不平等条約と明治人 その「歴史」首相学ばず?

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<テレビウォッチ>みのもんたが手にしたフリップには、普天間飛行場移設問題に関する首相、外相、防衛相の意見の相違が示されている。

   首相=現在の日米合意を前提としない 外相=合意をある程度、前提とする 防衛相=合意で決着させる意向

   みのが「どこかで共通点を見出さないと、まとまんないですね」と片山善博(前鳥取県知事)に振る。片山は、防衛相の欄を指さしながら、「いちばん現場に近い方がいちばん現実的だ。現場から離れるといろんなことが言える」とした上で、「合意を前提としないわけにはいかない。変えるにしても合意を前提にして、どう変えるかというプロセスでないといけない。国際間の合意は重い。白紙からというわけにはいかない」と述べる。

   そして「江戸幕府がアメリカと結んだ不平等条約を、明治の人たちが苦労を重ねて条約改正にもって行った。決して白紙からやりますと言っていない。それが国際的ルール」と語った。

   杉尾秀哉(TBS解説、専門記者室長)は「防衛相と外相は大分、足並みが揃っている。最終的に総理がどうするか。総理は、みんなにいい顔をしようとしている。ここまでくれば、どっちに転んでもキズつく。覚悟をもって決めるしかない」と話す。

   コメント陣は2人とも首相に、もっともな注文をつける形になった。ぶれるかと思えば、頑固な一面も見せ、「宇宙人」はとらえどころがない。

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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