島根県立大の女子大学生が殺害、遺棄された事件で、スパモニ捜査本部は、犯人はネクロフィリア(屍体愛好者)との見方を強めているようだ。
番組がアドバイスを求めた作田明(犯罪心理に詳しい)は、犯人が被害者の遺体を切断した理由について「(遺体に)特別な執着があり、それをもて遊んで、喜び、快楽を感じてるケース(である可能性)がある」と話す。この事件では、はやく遺体を捨てたいという犯人の意図は感じられず、「しばらく身近に置いて、やりたいことをやった感じ」があるのだという。
番組主任コメンテイターの鳥越俊太郎も「ある種猟奇的な、屍体をもてあそんで快楽を得るマニアックな者の犯行」として、作田説を採った。たいていの遺体バラバラ事件は「遺体を処理しやすくするなど、(犯人にとって)それなりに正当な理由があった」が、今回の事件は違う、そうじゃないのである。もっとも、鳥越は「現段階では、そう取れる」と付け加え、近々「次の段階」が出てくる可能性も否定しなかった。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト