射撃場から「直前」出た人間 韓国・釜山火災

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<テレビウォッチ>韓国・釜山市火災があり、1泊2日の予定で遊びに行った日本人観光客8人(後の報道では「地元警察が7人と推定と修正」)が死亡し、3人が重いやけどを負った。

   番組は、リポーターの阿部祐二が現地に飛び、生々しい様子を報告した。

   火災があったのは、日本人観光客もよく訪れる国際市場の雑居ビル2階にある室内射撃場。

   11月14日14時半ごろ爆発音とともに火災が発生し、中にいた10人が死亡し6人が負傷。このうち11人が日本人観光客だった。

   11人のうち9人は長崎県雲仙市の中学同窓生のグループで、残る2人も福岡から来た男性観光客だった。

   重傷を負った同窓生グループの1人(37)が当時の模様を次のように語った。

「9人で行って、最後の2人が撃ち終わったかちょっと記憶に残っていないが、爆発が起き、熱風が控室に押し寄せた。
かろうじて階段のところへ行ったが、部屋が真っ暗になって出口が分からずさまよっていたが、少し明かりがさしてきたので必死で逃げた」

   警察の調べによると、スプリンクラーは設置されていたものの作動していなかったという。スプリンクラー自体がなかったという情報もある。

   犠牲者の家族が15日現地に向かい病院で遺体の確認を行った。この後、火災現場を訪れたが、「帰ろう、一緒に帰ろう」と呼び掛ける声が胸に響いた。

   テリー伊藤も「楽しいはずの韓国旅行。ほんとに痛ましい」と。

   火災原因については警察の捜査を待つしかないが、阿部によると室内射撃場にあった8つの防犯カメラの中に、爆発直前出ていった人間が映っていたという。

   また阿部が、現地の消防関係者から聞いた話では「ただの火災ではない。爆発事故の可能性が高い」と。

   だが地元の新聞では、射撃場に保管している1万6000発の銃弾はそのままの状態で残っており、警察が押収したという。

   では何が爆発したのか?? ガス引火による爆発との見方もあるが、もし、何者かが故意に爆発させた事件なら恐ろしい。

文   モンブラン
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