<テレビウォッチ>晩秋が足早にとおりすぎ今2009年も暮れが近づいてきた。歴史に残る様々な出来事があった今年。その激動の世相をことばで表す恒例の『09年ユーキャン新語・流行語大賞』にノミネートされた60語が発表された。
その60語の中から街の人が選んだ今年大賞になりそうな流行語は……
まずは「政治」。衆院選で105議席から倍の308議席を獲得し与党になった民主党。60語の中には、鳩山首相のニックネーム『宇宙人』や『事業仕分け」も入っていたが、街の人は『政権交代』をあげた。
「海外」では、今年1月、黒人初の大統領になったバラク・オバマの『CHANGE(チェンジ)』をあげる人も。
「社会」では、元清純派女優が起こした覚せい剤取締法違反事件の衝撃から『のりピーショック』や安くて手軽なファッションを楽しむ『ファストファッション』、家庭的で優しいが恋愛には消極的な男子の『草食男子』などが。
では、コメンテーターの意見は、女優の三船美佳が「私はファストファッション。うれしかったし楽しみが広がった」。
一方、コラムニストの勝谷誠彦は職業柄か「社会の暗い面ばかりを見ている人間には(流行語大賞は)ピンとこない。婚活詐欺とか……」。
これにテリー伊藤が「ポジティブな面を見てくといい。婚活、侍ジャパン、あと強引なんですが定額給付金があった」と。
劇的な年の割には、みなが納得する劇的な流行語が見あたらない。
最後に加藤浩次が「『のりピーショック』とかノミネートに入っているのはどうなんですかね~」と、いささか疑問視。
これにテリーが「ダメじゃない」。