市橋容疑者が描いた? 宿舎天井「赤い十字架」の意味

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<テレビウォッチ>英国人女性の死体遺棄容疑できのう(11月12日)千葉地検に身柄を送られた市橋達也容疑者(30)の顔が「初めて」映像に写った。

   前日の護送の際の大混乱から、警察とメディアが手を打ったようで、警察も顔を隠さず、メディアも近寄らなかった結果、フードをかぶってはいるものの、手配写真よりやや頬がこけた感じ、無表情で車に乗り込む姿がとらえられた。

   これでいいはずが、まだ一部で駆け寄るメディアがいて、TBSのディレクターが公務執行妨害で逮捕されたりもあったらしい。その混乱の映像もチラリと出たが、それっきり。深く突っ込むと、やぶ蛇になるからか?

小倉智昭が、「公表された写真に較べて、整った顔に見えるね」
現場で取材した大村正樹が、「遠目にも整っている、ハンサムなんだなと思った。ひげが濃いのを、剃ってきれいにしている。かつての仲間が潔癖性だといってたので、そうかなと」

   市橋は逮捕されて以後、食事は「いらない」と、口にしているのは緑茶だけ。また事件については一切話さず、雑談で、「両親は医者だが、自分は医者になれなかった」といっているという。

   「ショック状態」「プライドが高い」「幼稚な反攻」「甘ったれ」など、見方もさまざまだ。

   「とくダネ」は、市橋が昨2008年2月から6月までを過ごした神戸の建設会社の宿舎で、妙なものを見つけていた。天井に近いカベに、赤い十字架と「神は主である」という文字。ベッドに横になると、ちょうど眼に入る位置だという。

   会社の同僚は、市橋が入る前にはなかったといい、市橋が出たあと部屋は使われていないので、彼が描いたのではないかという。ただ、「神は……」の筆跡は、会社に残る履歴書の文字と必ずしも似ていない。

   同僚いわく、毎日洗濯をして、きちんとひげを剃り、潔癖性だった。完璧を求めて、失敗するとくやしがった、といっている。十字架について大村は「懺悔のつもりか?」と。

小倉も「整形しながら逃げるなんて、そんなにあることじゃないからね」
佐々木秀実は、「彼自身が描いたとすると、懺悔なのか、逃げ切るためか、コンプレックスがあったことがわかる」
小倉「弁解はしないが、話したくないと言ってるんでしょう? といって、黙秘権を行使するというような強い態度じゃない」
大村「そうじゃないです」

   スポーツ紙には、「入院をねらってる」なんて書いているところもある。厄介な男だ。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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