＜テレビウォッチ＞今回のゲストは、今や2発目芸人としてひっぱりだこの有吉弘行。再ブレイクのきっかけとなったのは、ご存じあの毒っ気たっぷりな「あだな芸」ですが、今回はついに「王様のブランチ」メンバーにもあだ名をつけることに。実は、スタッフから「朝の番組だから、余計なことを言わないように」と釘をさされていたらしいですが、有吉いわく「それだったら、（自分を）呼ぶな」というハナシだそうで……
まずは、これまで有吉がどんなあだ名を有名人につけてきたのか振り返ってみることに。例えば、misonoは「エロみっともない」、大沢あかねは「ブス界1の美女」。もちろん年下のタレントのみならず天下の大御所達にも、タモリ「昼メガネ」、和田アキ子「リズム＆暴力」と容赦ない名付けっぷり！
ブランチメンバーにあだ名
視聴者にとっては痛快だけれど、大御所の方達にこんなあだ名を勝手につけたら怒られてしまうのでは？ と思いきや、全く怒られないそう。なぜなら、
「僕みたいなもんに怒る人なんて、（大物ならぬ）小物でしょ？ 僕みたいなもん、怒っちゃいけないんですよ」
だそうで。
多分、有吉の「あだな芸」は本人のいないところで言ったらただの悪口だけど、あだ名をつける相手に向かって直接言うから、ちょっぴり愛を感じるし芸能界にもお茶の間にも受け入れられるところがあるのかも。
で、「あだな芸」のターゲットはいよいよ「王様のブランチ」メンバーに。名付けたあだ名は、優香「ミス元巨乳」、谷原章介「にやつきの貴公子」、はしのえみ「欽ちゃんの愛人」……!!
優香は、「今も巨乳です！ 今もあります。じっくり見てください！」と胸の周りをくるくると円を描きながら指差して有吉に反発するも、なんだか満足そう。谷原章介の「にやつきの貴公子」は、ドンピシャすぎてスタジオは爆笑。もちろんいつ頼まれてもいいようにあだ名は常に考えているんだろうけど、有吉の瞬時に人の特徴をとらえる力ってスゴイです。
シンプルな「そば入り」
さて。今回のナンバー1ランチは下北沢にお店を構えて28年、有吉が月イチペースで通うという下北沢（東京・世田谷区）のお好み焼きやさん「お好み焼きと鉄板焼 HIROKI」。有吉のイチ押しは、キャベツ・天かす・豚バラ肉だけを重ねたシンプルな広島焼き「そば入りお好み焼 840円」。こだわりの麺に新鮮な卵で美味しさを封じこめ、その上から秘伝のオリジナルソースをたっぷりかけた、こうばしい香りが食欲をそそる1品です。
有吉は広島県出身ということもあり広島焼きには目がないらしく、「広島焼きは、ほんっと旨いですからねぇ～」と言いながら、口にほおばりご満悦な表情。15年程下北沢に住み、東京は下北沢しか知らないと言っても過言ではないと語る有吉も勧めるお店なだけに、かなりの人気店でいつも人が並んでいるのだとか。
するとブランチリポーターが、「ちょっと私、（お店に）並びます。シモキターゼになります！」と、「シモキターゼ」というあだ名を自ら開発。それに対して有吉は、
「うわ～、キャッチーですねー！！」
と嫌みな程絶賛するも目が全然笑っておらず、リポーターを怖がらせていました。確かに「シモキターゼ」って、ありがちな気が……。
綾リィ
＊TBS系「王様のブランチ」（2009年11月7日放送）
＜お好み焼きと鉄板焼 HIROKI＞
東京都世田谷区北沢2-14-14
TEL 03-3412-3908
（営業時間）
12:00～22:00（L.O.21:30）
無休
（気になるメニュー）
そば入りお好み焼 840円
山イモとろとろ焼 735円