ムダ事業の公開仕分け 「子ども手当」も仕分けたら?

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テレビウォッチ>各省庁から出される来2010年度の予算要求。ムダを洗い出す初めての「仕分け」が昨日(11月11日)からスタートした。大竹真の『NEWSッス」が取り上げた。

   初日は農水、厚労、文科、国交4省が所管する50事業が対象で、ムダを省きたい「仕分け人」と事業存続をさせたい役人・団体の責任者の間で、激しいやり取りのシーンも。

   番組が流したシーンは6億2100万円の要求が出された女性教育会館の予算。

   蓮舫議員が「女性教育会館が対象としている研修の指導者は何人?」に、女性理事長がそれには答えず、「なぜ今、女性教育が……」と。

   これを遮って蓮舫議員が「宿泊者は全員が研修を受けているのですか?」に理事長は「受けています」……

   しかし、途中で遮られたことにカチッと来たのか理事長が「私の話も聞いてください。そちらから一方的に、こちらが話そうとすることを止められるのは心外です」と。

   大竹によると、結局、廃止は9事業(画面のフリップは10事業)、事業予算の削減は12事業が言い渡された。実現されれば、総額1268億円が削減できるという。

   この仕分け作業は11日を含めて8日間行われるが、法的な拘束力はなく、今後の来年度予算編成の段階で財務省が査定し決める。

   「仕分け人」の蓮舫議員は「お金の使われ方が初めて公開の場所でお示しできる。この途中経過の意義が高いと思っている」と自賛。

   テリー伊藤も「本来は財務省がやるべきこと。今まで財務省はなあなあでやってきた。民主党が財務省をまきこんでどんどん続けてほしい」と。

   ただ、弁護士の本村健太郎は「やっただけでもいいですよ。ただ実現しなければ、実現」と、『実現』を強調した。

   予算の透明化、ムダの洗い出しは結構なこと。おおいにやってほしい。

   ただ、民主党が目玉政策に掲げた高額所得者を含め一律支給する『子ども手当』の予算などは、いったい誰がムダを仕分けするのか??

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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