<テレビウォッチ>バンクーバー五輪が近いというので、今日(11月12日)は小倉智昭のスキー自慢。「昔は年に200日くらい滑っていたから、毎年この時期になると、どこに雪があるかばかり考えていた」。笠井信輔も中野美奈子もスキー派なんだそうだ。
「あれが60-70年代でブームと思ってたが、1番スキーヤーが多かったのはいつ頃だと思います?」
「70-80年代?」(笠井)、「『私をスキーに連れてって』のころ?」(中野)
小倉は「1998年」。「エッ?」と笠井が驚く。「1998年に1800万人だったのが、昨年は1130万人に減ってしまった。ほかにやることが増えたからなのか、ボクらのころは冬はほかにやることがなかったから……」
そこで、スキー場経営の雄、西武グループと東急不動産が協力体制をしくのだそうだ。18あるスキー場で共通するリフトの割引券、1枚3000円(3-4 割安)を1万5000枚。ほかにも割引クーポン券を10万枚配布するのだと。
小倉「ボクらの頃は、リフトは駅の改札みたいに、パチンパチンと切っていた。知らないでしょう?」「いまはピッとなるやつで」(中野)「1日券が出たのが学生のころだった」
ここで脱線。「リフト券も手袋はずして買ったから、春先リフト券売り場へいくのが楽しみでね」「???」「けっこう小銭が落ちてるんですよ。雪が解けて」(笑い)「そんな時代だったんだけど、スキー客が減ったのは、若者が元気がなくなったのか、草食系が増えてるのか」
福田和也は、「混んでるころは、リフトに2時間待ちなんてあったんで、いまは楽ですよね」
小倉「ボクが行かなくなったのは、スノーボーダーが出てきてから」
福田「あれは恐いですね。スキーヤーから見ると」
中野「スノーボーダーから見るとスキーヤーが恐い」
佐々木かをりは、「スキーはリッチなスポーツで、貧乏学生でしたから機会がなかった。いま、スキー場で子どもが滑ってるのを見てる」(笑い)
小倉「昔は年配の人も滑ってましたけど、いまは高速リフトで高いところまでいくと、降りてくるのに息が切れちゃう」
笠井が「いまの学生はお金がないかもしれない。1泊2日でスキーにはいけないかも」
小倉「いまは新幹線ですものね。昔は夜行列車に行列して行きましたもんね。暮れなんか10時間くらい並ぶのよ、上野で。で、左足の上に右足が乗ったまま妙高までいったり……」。中野「??」
いや、それがわかるのは相当な年寄りだけ。いまは昔。