<テレビウォッチ>島根県の女子大生の切断遺体が広島の山中で見つかった事件では、警察が20~30歳代に見える3人の男の顔写真を持って、ホームセンターを訪ね、刃物を買った者がいないかと尋ねたそうな。
番組の取材によると、この「3枚の写真」には、大いなる意味がある。元兵庫県警刑事の飛松五男は「普通だったら5~6枚。それが3枚ということは、相当絞り込んで、犯人まで絞り込もうという捜査をしている」と話す。
番組コメンテイターの大沢孝征弁護士も「3枚のなかに犯人がいる可能性は高い。写真があるということは、容疑者はもう特定されてる」と険しい顔で言い切る。スタジオ内は、なんとはなしに容疑者逮捕も間近といった雰囲気が感じ取れた。
ただし、少数意見として「近辺に住む犯罪常習者の写真を(とりあえず)見せたのではないか」(作家の若一光司)との見方もあった。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト