女優の杉本彩がブログで、日本の犬・猫の厳しい現状を描いたドキュメンタリー映画「犬と猫と人間と」のトークライブに出席したと報告している。
毛皮反対キャンペーンに参加するなど、動物愛護活動にも積極的な杉本。今回のイベントは映画の発するメッセージに共感し、「少しでも多くの方に見て頂きたい」という思いから実現したという。
年間30万頭以上が処分され、不法投棄が絶えない現状と、捨てられた命を救うため奮闘する人々の苦悩。そんな「犬猫」と「人間」に向き合うこの映画の撮影は「4年間」にも及んだそう。処分施設の撮影では、亡くなる寸前の小さな命を目の当たりにし「号泣してしまった」と明かす飯田基晴監督に、杉本は「その辛さが痛いほど伝わってきて、胸が熱くなりました」と綴る。
「宣伝費もほとんどない映画」だからこそ、「映画に感銘を受けた私たちの思い」で「この作品を広めることができたら」と思いを新たにする。その願いは、映画を観て「問題意識を高める人や、命の尊さを考える人が増えること」。悲しく辛いだけでなく、犬猫の「癒しと愛の力」を感じ、「温かい感動に充たされる」というこの映画、「是非ご覧になってくださいね!」と2009年11月6日の記事を結ぶ杉本だった。<テレビウォッチ>