高速無料化「みんなが得する法」 物量コストと各国比較

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テレビウォッチ>高速道路の週末1000円というので、JRや高速バスが悲鳴をあげている、という読売新聞の記事をイントロに、小倉智昭が問題提起をした。

   「民主党はさらに全面無料化しようとしている。これに6000億円かかるというので、国民の7割が反対している。それでもやるのか」と。

   「ただ、無料や安くなると物流コストが安くなる。日本海側の冷え込んだ地域に工場誘致もできるかもしれない」と、読売が伝える各国の高速料金の違いを見せた。

   高速道路1キロ当たりの料金は、日本24.6円にたいして、アメリカ、イギリスは無料、ドイツも原則無料(トラックなど一部だけ18.43-26.66 円)、フランス9.49円、イタリア7.31-8.68円。

   圧倒的に日本が高いのは、プール制で次の高速道路を作っているから。小倉は「でも、1台の車が年間いくら高速代を使っているかわかりますか?」と聞いた。笠井信輔も中野美奈子も「???」

   小倉、一段と声を張り上げて、「1000円いかないんです」「あ」「そうなんですか?」「700円から800円。ということは、車を持っている人でも無料化に反対するわけです。税金で賄われちゃたまらないと」

「でも、物流コストを考えると、道路はいつでも安い方がいいんですよ。ところで、高速道路と新幹線の料金がほぼ一緒だっての知ってますか?」「へー」
「福岡でもどこでもだいたい一緒。新幹線が先なのか道路が先なのか……」

中野が「家族が一緒だと、車の方が安くなるわけですね」

   小倉「高速が安くなると、鉄道も安くせざるを得なくなる。だから、7割の人が反対しているという真意が知りたい。いきなり全部でなくても、みんなが得になるような方法もあると思う」

岩上安身は、「キャンペーンの説得の仕方で失敗したんだろう。反対の人たちの方がうまかった。ボクは無料化に賛成です。マイカーのためではなくて、地方と港湾の活性化にも絶対にいい。内陸の輸送コストが下がると、日本海側が生き返る」
小倉「土日だけというのはおかしいですもん」

ところが佐々木かをりは、「税金の使い道の順番でいうと、高速の無料化が先ではないのではないか。その金額を保育園や学童に使えばいい」と異論。

   小倉は、「それなら500円だよとか、年間1000円の道路税だけでいいよといえば、一歩前進しますよね。いろんな考え方があります」

   物流を鉄道に引き戻すっていう手もあるような……

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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