衆院予算委議論の行方 あげ足取り?骨太質問?

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   <テレビウォッチ>今日(11月2日)から衆院予算委員会が始まる。番組が上げる主な論点は、・マニフェストに必要な財源 ・普天間基地の移設 ・鳩山首相の政治献金 ・日本郵政の社長人事等。

   杉尾秀哉(TBS解説委員室長)は、このなかでも「普天間が大きい」と言い、内閣の1人が、「閣僚の発言がバラバラなのが相当、心配だ」と話していたことを紹介する。

   みのもんたが「北澤防衛大臣はキャンプ・シュワブでいいと」と口にすると、末吉竹二郎(国際金融アナリスト)が「今まで決まった既成方針でいいということ」と受ける。

   みのが「防衛大臣こそ沖縄に対する思いを強くして、これ以上、負担かけないようにしようというなら分かるけど」と不満を漏らすと、末吉は「岡田外務大臣はそういう思いで(嘉手納統合論を)仰っているが、一方では、嘉手納へ行くと騒音がもっとひどくなる」。

   みのが「名護の方たちが、いったんは受け入れしかたないと言っていたけど、ここにきて受け入れやめようかという動きが出てきた」と語ると、杉尾は「やるだの、やらないだのと翻弄されちゃって、最後は言いわけみたいに、結局、決まりました、とされるのを現地の方は心配している」と言った。

   末吉が「国民の総意で政権が変わって、その新しい政権がこういう大切な問題をどう考えるかだ。予算委の論戦も、あげ足をとるようなことではなく、国の基幹となる問題について、50年以上も政権をとってきた経験者としての自民党が、骨太のしっかりとした質問をしてほしい」、みのも「自民党もオレたちができなかったことをやってくれくらい言わなきゃダメだ」と、注文をつける。

   攻守所を変えてどんな論戦を繰り広げるか見ものではある。

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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