騎手の武豊が、2009年11月1日に行われるGIレース「天皇賞・秋」(東京競馬場)で連覇を狙うGI6勝馬・ウオッカの感触をブログで伝えている。
先週は土日で8勝。「久しぶりの固め打ち」と表現するように、週末の大一番に向けて意気も上がる。記事を更新した10月28日の朝はウオッカの追い切り調教に騎乗。「本当に文句なしの状態でした」とコンディションに関しては太鼓判のようだ。
唯一懸念するのは距離。「2000mは本質的に長いと思う」と不安材料をあえて口にするも、「現役最強の名にかけて泣きごとを言うわけにはいきません」と気を引き締める。昨08年の同じ舞台で名勝負を演じたダイワスカーレット、ディープスカイはともに故障で引退。そんな「戦友」のためにも「連覇を勝ち取るつもり」とし「期待していてください」。タイトルを譲るつもりはないようだ。<テレビウォッチ>