<テレビウォッチ>たった1本のワクチン注射で人生が台無しに――!? ある健康なチアリーダーを襲った悲劇とその衝撃の映像が大きな波紋を呼んでいる。
米バージニア州に住む25歳のデザレー・ジェニングスさんは、NFLのチアリーダーを目指す活動的な女性。今季はワシントン・レッドスキンズのチアの下部組織に属し、ファンとの交流を楽しむはずだった。チームの公式ページにもプロフィルが掲載、そこではランニングやガレージでの車いじりが趣味と語っている。
「極めて稀なケース」
健康そのものだった彼女の生活が暗転したのは、8月23日に季節性インフルエンザのワクチン接種を受けてから10日後のこと。それからというもの、歩こうとしても、身体がふるえてまっすぐに歩けず、喋ることもままならない。しかし、奇妙なことには、後ろ向きに歩いたり、走ったりするのは以前と変わらずにでき、そのときは会話も普通に交わせるのだ。
医師の診断は「神経障害」。ワクチンの副作用と考えられるというが、極めて稀なケースであり、治療法はない(不明)のだという。
CBSのニュース番組が10月に彼女を取り上げたところ、「Very Sad: Cheerleader Gets A Flu Shot & Now She Can Only Walk Backwards! 」として動画サイトのYouTube(ユーチューブ)に転載され、これまでに約270万回再生された。
動画のコメント欄には、ジェニングスさんへの同情とともに「ワクチン注射を受けたくなくなった」「副作用が怖い」などと、ワクチンの安全性をめぐる議論が巻き起こっているほか、「とても信じられない話だ。『バルーン・ボーイ』と同じ類ではないか」と、自作自演を疑う意見も少なからず書き込まれている。
OP・コンチーネ