<テレビウォッチ>いまを盛りの学園祭を長谷川豊がレポート。おととい(10月24日)、日大湘南キャンパスに現れた一青窈(33)を追った。学生時代は「運営する側」にいたという彼女、ライブを終わった後、裏方さんの学生たちのためだけに歌った。ちょっといいお話。
で、突然「アレッと気がついたことがある」と長谷川。「学園祭の女王」という言葉、「聞かなくなったな」という。
元祖セクシー女王といえば、1988年に16校をまわった杉本彩。つぎに「1989年、19校に呼ばれ、ミニスカ美脚女王といわれた人がいた。笠井さん、わかりますよね」
笠井信輔は「森高千里」と正解(笑い)。
長谷川はさらに「1992年、セクシー歌手のSHIHOさんが東大・安田講堂前でTバックになったこともある。しかし、98年に13校をまわったパイレーツを最後に、女王の名が消えていった。で、スポーツ紙の芸能面を徹底的に調べたら、2003年10月19日づけにMEGUMIが全国5大学ツアーというのを最後に、完全に消えた」と。
「ことし1番呼ばれてるのはだれだと思います」と中野美奈子に聞いた。
中野は「意外とお笑い芸人かな」といったが、これが正解。ハイキングウォーキングが、現段階で16校でトップなのだそうだ。長谷川は「理由はこれ」とギャラの表を見せた。
お笑いだと、深夜クラスで30万円、ゴールデンクラス50-100万円。対して俳優やアーティストのトップは150万円にもなる。つまり不景気の波が押し寄せているんだと。
ついでに「かつてのキャンパス・クイーンに語ってもらいましょうよ」とフリップをめくったら、1999年ミス慶応だった中野アナの写真が。小倉智昭がプッと吹いた。
「学生時代はこんなことやってたんですね……」「いえわたしは、ミスコンテストに出させていただいた思い出だけです。友だちと一緒に」「出て見なさいよ、みたいな。で、友だちは落ちて自分がクイーンに……」「いいじゃないですか」(笑い)
一青窈に話が戻って、笠井が「いい話ですね」
しかしピーコは「次に発売の曲を歌ってたから、宣伝の意味もあった」(笑い)
小倉「実際学園祭では、そんなにギャラもらえないよ」
ピーコ「いってあげたらいいかなと、いくんだもん」
前田忠明「自分の母校だったらもっと安い」
長谷川「学祭の値段というのがある」
小倉「できればやりたくないんだよ」(笑い)
ピーコは「女王がなくなったのは、女子学生が仕切ってるからよ」
「女の子は強いですね」と長谷川。
歳とったらもっと強くなる。