民主「必殺」部隊が始動 官僚もビビる「刷新送りの刑」

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   <テレビウォッチ>「必殺事業仕分け人」あるいは「奇兵隊」と言われているそうだ。仙谷由人担当大臣が率いる行政刷新会議の下で、行政や税金のムダを洗い出す「事業仕分け」をする実働部隊のことである。

   約30人の国会議員が3グループに分かれて、これから1か月余で「概算削減」に取り組む。与良正男(毎日新聞論説委員)によると、30人はいずれもボランティアで、休日返上とのこと。リーダーになる枝野幸男議員が、非正規軍という意味で「奇兵隊」と名づけたらしい。

   各省庁の合計、およそ3000事業のうち240ほどの事業を「廃止」「継続」「民間委託」に仕分ける会議は、公開で行われるようで、与良は「いずれインターネットで公開もあり得る」と言い、「省庁などの抵抗は当然、予想されるが、なんで不必要なのかをきちっと説明することがだいじ。減らすことばかりでなく、予算の質を変えて行くことが重要」と語る。

   北川正恭(元三重県知事)は「意思決定過程をオープンにすることはとてもいいこと」と期待を寄せる。

   みのもんたが「『必殺事業仕分け人』だと、つぎに『仕置き人』も要ると思う」と口にすると、北川は「それは国民なんです」とサラリ。みのが「ボクが言おうと思ったのに」と悔しがった。

   いま霞が関では「刷新送り」なる隠語が生まれつつあり、「こんなムダをすると刷新送りにするぞ」という風に使われているという。与良が披露していた。

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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