「女房」に振り回される首相 某誌「応援ムード」一転?(上)

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渡辺元行革相「役人の勝ち」

   確かに、発表されて、マスコミも世間も「おお!」となったことは間違いなかった。

   内定したのは元大蔵(現財務)事務次官で小沢民主党幹事長と親しい斎藤次郎・東京金融取引所社長(73)だったからだ。鳩山民主党が掲げてきた「脱官僚」とは真逆と思える人事について、鳩山首相は早急に説明する責任がある。

   この夫婦にジェラシーを感じたわけではあるまいが、民主党寄りだった現代、朝日までもが、このところ批判的な論調に変わってきたのは、政権発足後100日間をメディアとのハネムーン期間などと悠長に構えていると、取り返しのつかないことになると気付いたからだろう。

   現代は、渡辺喜美・元自民党行革担当大臣を起用して、「鳩山政権『役人の勝ち』」と、政権は霞ヶ関に乗っ取られたと断じている。

   ポストは、検察が、鳩山首相の母親・安子さんを、首相の「故人献金」疑惑にメスを入れるため「事情聴取」しようとしているらしいとの観測記事を掲載しているが、もっと正面から献金問題に取り組んだほうがいいのではないか。

(下)に続く>

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