東京都知事らの土産 「韓国がオークションに」は無礼?

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<テレビウォッチ> 「今日はオークションの話を2つ」と、小倉智昭が珍しい話題。ひとつが、大阪市が超高級ビンテージ・ワインを11月にオークションに出すというもの(東京新聞)。

   大阪市住之江区にある「ふれあい港館」内にワインミュージアムがあって、展示のために1995年に約565万円で購入した。その後入場者の低迷で 2005年に休館。以来、貯蔵庫で保管されてきたのだという。


どうします?

   しかし、これが大変なお宝で、「ロマネ・コンティ1921」「シャトー・マルゴー1900」「シャトー・ペトリュス1949」など157本。専門家によると、ロマネ・コンティは200万円、シャトー・マルゴーも100万円以上という。

   小倉は「ワインのことはよくわからないが、これ、だれかが買って飲むんですかね?」

   中野美奈子は、「レストランが買って、客に出すこともできるのでは?」

   笠井信輔「もう休館だから飲もうよ、とならなくてよかった」(笑い)

   小倉「大阪は財政厳しいから、白より赤が多いんじゃないか」

   笠井「厳しいギャグですね」(笑い)

   で、もうひとつのオークションは、韓国・ソウル市。外国からの要人がお土産をもって訪れる。それがこの30年間にたまって、置き場所に困ってネットでオークションに出したという話(朝日新聞)。

   出展は141点。韓国人と韓国在住の外国人が応札できる。このうち日本からは18点で、東京都の石原慎太郎知事が贈ったガラスのコップ、片山善博・鳥取県知事(当時)の花瓶、中田宏・横浜市長(同)の皿などがある。

   1995年に当時の都知事が贈った「幸運のカギ」は、いま6万ウォン(4600円)の値段がついているという。「95年は、鈴木さんから青島さんに代わった年で、どちらかわからないそうですが」と小倉。

   問題はその先だ。ソウル市は、163点は競売にかけず今後も展示するというのだが、「違いは、希少価値があって、品格が高いものなんだと」と小倉。「141点の方は格好がつかないじゃない」

   笠井は、「韓国は儒教の国で礼節を重んじるのに、もらったものを売ってもいいんですかね? 出すにしても名前は伏せた方がいい。都知事だけが『アレはオレが贈ったものだ』とわかれば」

   小倉は、「知事が『冗談じゃない』と買おうと思ってもできない」(笑い)

   笠井は「サインとか入っていたら買いたい。韓国の知り合いに頼んで」

   小笹芳央も「合理的だが奥ゆかしさがない。できれば伏せるべきでしょう」

   佐々木秀実が「オークションでLPを買った」といったので、話が飛んだ。

   小倉が、「最近私のプロダクションが引っ越して、巨泉さんの私物だったLPを全部もらった。なかに同じレコードが100枚。巨泉さんが歌ってるんだ。どうします? オークションに出すか」(爆笑)

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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