「なあなあ」代表質問は必要か 「なし」方針に「自殺行為」と批判

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<テレビウォッチ> 毎日新聞論説委員の与良正男が「ちょっと見出しがきつい感じ」と評した読売新聞の記事――臨時国会で行う鳩山首相の所信表明演説に対して民主、国民新の両党が代表質問をしない方針であることについて、社民党の重野安正幹事長が「代表質問は神聖な行為だ。与党になったからしないというのは立法府の自殺行為だ」と噛みついた――というもの。で、見出しが「立法府の自殺行為」。

   そんなに「きつい」とも思わないが、それはともかく、与良は「これは論議が分かれるところでしょう。みのさん、どう思います?」と問いかける。「与党同士が質問しあっても、なあなあ、という気がしないでもない」と、みの。MCとコメンテーターが入れ替わったような感じだ。

   与良が「これまではほとんどが、なあなあ。ほめたり、頑張ってくださいと応援したりが多かった。あるいは、野党に対する批判の場になったり……」と説明すると、みのが「社民党が怒るのは、出番がないからでしょう」と、辛口の一撃。「そうです。そのひとことに尽きると思います」と与良。なかなかの名コンビぶりではあった。

   連立を組む相手の党からこんな声が上がるのは、コミュニケーションがうまく取れていない証しだろう。

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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