金融コンサルタントの木村剛がブログで、経営再建中の日本航空(JAL)について厳しい見方を示している。
他のブロガーの「高コスト体質を抜け出せず慢性的な赤字に陥り破たんしたパンアメリカン航空に、現在のJALの状況が似ている」という記事をひき、高賃金や組合の抵抗など「半世紀近い膿みとシガラミが澱のように溜まっている」と2009年10月15日の記事で木村。そして、こうした状況では、「絆創膏程度の処置では、どうにもならないのではないでしょうか」と悲観的だ。
だから、「JALを本当に再建させるには、相当の大ナタが必要な気がします」。再生計画を検討する「JAL再生タスクフォース」を設置している前原誠司国土交通相に「頑張ってください」とエールを送っていた。<テレビウォッチ>