<テレビウォッチ>ゴルフにはまる若い女性が急増中という。その名を『ギャルファー』。
「ギャル」と「ゴルファー」と掛け合わせた言葉で、着飾った10代から30代の女性ゴルファーのことを言うのだという。
自らシングルプレイヤーに近いというリポーターの阿部祐二がギャルファーを取材した結果、その究極の狙いとは??
2008年のゴルフ人口は前年比14.5%も増加した。押し上げたのはギャルファー。
不況乗り切りの救世主というわけか、デパートの婦人服売り場は女性向けのゴルフウエアの特設コーナーが設けられ、ファッショナブルなウエアが花盛り。
最近、日本初のギャルファー向けブランド『ブルークラッシュ』を立ち上げた会社では「初回生産に関しては商品が足りない状態」というほど。
またゴルフ場も、初心者のギャルファー向けにゴルフ教室を開催するなど熱い視線を送り始めている。
かつての『オジサンスポーツ』になぜ今、若い女性が……
背景には、若くてファッショナブルな女子プロの活躍の影響がある。練習場で打ちっ放しをしていた若い女性は「おしゃれが楽しめて健康的だから……」という。
果たしてそれだけか?? ゴルフファッションに詳しいスタイリストの話によると、「実は婚活の場としてゴルフが非常に注目されているのです」という。
『ゴルコン』という言葉もあるらしい。ゴルフコンペではなく、ゴルフ合コンの略。
「紳士なスポーツなので、紳士らしくスコアが悪くても怒らない性格の良い男性を見抜けるという点で女性にとっていい場所」(件のスタイリスト)なのだという。
スタジオでは阿部が「オジサンゴルファーにも聞いてきました。きらびやかで気分が良い。力が入るといっていましたね」。テリー伊藤は「下手な男は辛いだろうけどね~」。
かつてギャルがテニスラケットを持つ姿が目立ったが、どんなファッションが飛び出すのか。ギャルファーが駅のホームで傘を振り回す姿だけは見たくない。