<テレビウォッチ> 「大阪府知事VS女性職員メール問題」と言ってよさそうである。
きっかけは橋下徹・知事が10月1日、府職員全員に送ったメール。税金に対する職員の意識の低さをたしなめる内容だった。番組が伝えるところでは、府が380億円を負担した給水事業からの撤退を決めたが、職員の反応があまりに冷静で、知事が違和感を覚えたらしい。「何があっても給料が保障される組織は恐ろしい……民間の会社なら、組織を上げて真っ青ですよ」と知事は綴ったという。
40才代の女性職員から反論メールが寄せられる――このメール配信の意味がわかりません。愚痴はご自身のブログ等で行ってください。メールを読む時間、全職員の時間を無駄にしていることを自覚してください。文も論理的でなくそれなりの職についている人間の文章とも思えませんが――相当、刺激的ではある。
知事の再返信メールは「まず上司に対するもの言いを考えること。私はあなたの上司です。その非常識さを改めること。これはトップとして厳重に注意します。あなたの言い分があるのであれば知事室に来るように。聞きましょう」。
女性職員はさらに「了解いたしました。知事室にお呼びとあらば公務をどけてでもお邪魔します」と返した。
みのもんたの怒りは、あるいは橋下知事以上だったかもしれない。「礼儀、作法、ことばづかい、上司に対する思いとかが欠落している。非常識。橋下さんが怒るのは当たり前」と声を荒げ、「首にできないんですか」とコメント陣に問いかけるのであった。
昨日(10月8日)付で、女性職員は厳重注意処分を受けたそうだ。