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「民主応援団」で現代好調

   業界誌の友人に聞くと、いまだに週刊誌は民主党特需で部数は好調だという。それも、民主党批判ではなく、礼賛記事でないといけないそうだ。

   その証拠に、数週間前に文春、新潮が、鳩山総理夫人の幸さんが、ロス時代に結婚していたにもかかわらず、鳩山氏と駆け落ちし、その尻ぬぐいを鳩山氏の母親にさせたという前夫の告発記事を掲載した号が、見事に売れなかったというのだ。

   私の考えでは、親民主党系は現代と朝日。是々非々の立場がポスト、非民主党系が文春、新潮となろうか。

   現代は、中でも好調らしく、今週号では後半のグラビア8ページも割いて「鳩山幸 ファーストレディの台所」をやっている。もっともこれは、講談社から出る彼女の料理本宣伝の意味合いもあるのだが。

   巻頭の「日本を変える鳩山内閣 新・抵抗勢力と格闘!」では、サブタイトルに「『JAL解体』『八ッ場ダム中止』は正しい、『平成の徳政令』もできる」とあるとおり、民主党頑張れ大特集。ちなみに新たな抵抗勢力とは、官僚と大マスコミ連合軍なのだそうだ。

   現代が部数好調なのは、民主党応援団を旗幟鮮明にしたことと、今号にも「アタラシイSEX入門 家庭編」とあるように、SEX記事の大放出、それに、女性のグラビアのセクシー度をアップしてきたことにもあると、私は読んでいる。

   現代、ポストが、亀井静香金融大臣のインタビューを載せ、中小企業などの借金返済に猶予期間を設ける「モラトリアム法案」に、閣内、党内から批判が出ていることに対して、「なめるなよ!誰もオレを止められない」(現代)、「それでもオレは鳩山由紀夫の用心棒」(ポスト)と、吠えまくらせている。

   この御仁、かつては地元の暴力団との親密な関係を噂されたこともあるが、怒らせたらなかなか手強い人だから、鳩山首相がどう御するのか、見物である。

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