「弱さで重い器に…」 「急死」中川・元大臣への辛口評

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<テレビウォッチ>日曜日(10月4日)の朝、自宅で死亡しているのが発見された中川昭一・元財務相のニュースを、番組は冒頭から大々的に報道。故人の経歴をビデオで長々と振り返ったが、生前の政治活動の代名詞ともなっていた「もうろう会見」の映像は、ここでは、ごく控え目に流れただけだった。

   スパモニのコメンテーターからは、「弱さ」、そして「酒」と死の関係を示唆するようなコメントが聞かれた。ここでは目頭を押さえたり、涙ぐむ人はいず、故人への哀悼調はごく控え目で、かなりドライな印象ではあった。

   「タカ派、コワモテのイメージだったが、本当は繊細で、お酒に呑まれていた部分があった。それが今回の死につながった気がする」とジャーナリストの鳥越俊太郎。

   作家の吉永みち子は、かつての政敵のムネオ(鈴木宗男)を引き合いに出しながら、政治家に必要な「強さ」がなかったことをあらためて指摘した。「酔ってはいけない場面で酩酊してしまうのは、中川さんの弱さの証明だった。この気の弱さで重い器に乗ったことが、ご自身をどんどん追い詰めていったのでは」「ムネオさんと対照的で、なにがあってもどっこい生き抜くという強さがなかった」

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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