中川・元財務相の急死 「生々しく」感じた理由

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   <テレビウォッチ>みのもんたならずとも「ほんとにビックリしました」と思った人が殆どだったのではあるまいか。日曜日(10月4日)午前、中川昭一・元財務相(56)死去の報が臨時ニュースで流れた。

   番組のナレーションによると「行政解剖で死因は特定されず、目立った外傷がないことなどから、警視庁は病死の可能性が高いと見て病理検査でさらに詳しく調べる」という。

   コメンテーターの横江公美(政策アナリスト)は、彼女の父親が何度も落選を経験した選挙に弱い政治家であったと明かし、「落選して1か月は何もやることがなくて辛い時期」と述べる。

   金井辰樹(東京新聞・中日新聞政治部デスク)は「ちょうどイスタンブールでのG7開催中の死で、生々しく痛ましかった」と言う。半年前、ローマにおけるG7での『もうろう会見』が原因で中川元大臣が財務相を辞任したのは記憶に新しい。「中川さんには、今回の自民党の惨敗は自分のせいだという意識が少し心の中にあったかと思う」(金井)。

   中川元大臣は最近「眠れない」と訴えていたという。亡くなっていた寝室の机の上や引き出しからは睡眠薬の錠剤が大量に見つかったそうだ。失意のうちの死だったことを窺わせる。

   みのは、父、一郎・元農水相の死も非業の死(自殺)だったと話し、「2代にわたって、ショックといえばショック」とした。一郎・元農水相の秘書を勤めた鈴木宗男・新党大地代表の「政治家っていうのは強そうに見えますが、弱い面もありますよ」という発言が印象に残った。

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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